佐賀労働局は、2018年に外国人技能実習生を雇用する佐賀県内の62事業場を対象に訪問調査したところ、約6割の37事業場で法令違反があったと発表した。外国人技能実習生の労災(休業4日以上)は過去最多の6件が発生、うち1件は死亡災害だった。労働基準部監督課は「技能実習生の適正な労働条件と安全衛生の確保に重点的に取り組む」としている。

 主な違反事項(日本人労働者関係分を含む)は、使用する機械に対して講ずべき措置などの安全基準に関するものが33・3%で最も多く、労働時間が22・2%、割増賃金の支払い14・8%が続く。

 技能実習生に関する重大・悪質な労働基準関係法令違反が認められた事案として、全国の労働基準監督機関が送検した件数は19件。そのうちベトナム国籍の男性が運転資格がないのにフォークリフトを運転させられて死亡したケースなど、2件が佐賀労働局管内の事案だった。

 県内には昨年10月末時点で、前年同期から360人多い2366人の外国人技能実習生が在留している。

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