徳島県阿南市の加茂宮ノ前遺跡で出土した「平形銅剣」を模した石製品(徳島県提供)

 古代の赤色顔料「水銀朱」を生産していた徳島県阿南市の加茂宮ノ前遺跡で、弥生時代中期末(約2千年前)の祭祀用の銅剣形石製品が出土し、県が10日、発表した。瀬戸内地域で見られる「平形銅剣」を模した石製品としては全国初という。

 県によると、銅剣形石製品が県内で見つかるのは初めて。遺跡の竪穴住居跡で見つかり、先端が欠けていた。黒色の堆積岩製で長さは約24センチ、最大幅5・4センチ、厚さ1・4センチで重さは120グラム。刃の両側に平形銅剣の特徴であるとげ状の突起があった。研磨した痕跡があり、当初の形から瀬戸内地域の平形銅剣をまねて、再加工し作り替えたと判断した。

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