トヨタ紡織九州-湧永製薬 後半、シュートを決めるトヨタ紡織九州の田中大斗(中央)=神埼市の神埼中央公園体育館(撮影・鶴澤弘樹)

トヨタ紡織九州-湧永製薬 好セーブを連発し、勝利に貢献したトヨタ紡織九州のGK岩下祐太=神埼市の神埼中央公園体育館

トヨタ紡織九州-湧永製薬 前半、ポイントを奪い喜ぶトヨタ紡織九州の選手たち=神埼市の神埼中央公園体育館(撮影・鶴澤弘樹)

 第44回日本ハンドボールリーグ第5週第1日は7日、神埼市の神埼中央公園体育館などであり、トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は湧永製薬(広島県)を26-24で破り、今季初の連勝を飾った。通算成績は3勝1分け2敗(勝ち点7)で暫定5位。

 前半、トヨタ紡織九州は序盤の4連続得点で試合を優位に進めたが、終盤に詰め寄られて12-11で折り返した。後半も一進一退の攻防が続き、19分過ぎに一時、勝ち越しを許した。それでも岩下祐太の好セーブで食い下がり再びリードを奪うと、終盤に荒川蔵人、田中大斗らの得点で突き放した。

 トヨタ紡織九州は第6週第1日の14日午後2時半から広島県の湧永満之記念体育館でトヨタ車体(愛知県)と対戦する。

残り10分攻守でリズム 今季ホーム初白星

 地元ファンの声援を力に変えた。トヨタ紡織九州レッドトルネードは昨季負け越していた湧永製薬に競り勝ち、今季のホーム戦初勝利でリーグ2連勝を飾った。守護神の好セーブと終盤の勝負強さがかみ合い、途中出場ながら4得点を挙げた田中大斗は「みんなでつかみ取った勝利」と胸を張った。

 残り10分を切って20-20。日本代表GKの岩下祐太が相手のループショートに好反応を見せて防ぐと、中央を固める相手守備を逆手に取った連係から、サイドの荒川蔵人がシュートを決めて勝ち越した。その後も速攻や田中大斗のミドルシュートなどが決まり、粘る相手を振り切った。

 大型選手をそろえる相手に、攻めのバリエーションで対抗した。荒川、梅本貴朗の両サイドがそろって4得点。田中大斗、田中大介、李琅鎬(イ・ウンホ)も4得点を挙げるなど、多彩な攻撃のかたちを見せた。

 前週の琉球コラソン戦は同点で残り5分を迎えてから勝利をたぐり寄せるなど、今季は終盤で底力を発揮する試合が際立つ。主将の荒川は「試合中に何が良くて何が悪いか、コミュニケーションが取れている」と手応えを語った。

仲間がいい守備をした

 岩下祐太(好セーブで2連勝に貢献) 相手に流れが傾く時間もあったが、そういう時に仲間がいい守備をしてくれて、その結果自分のセーブにつながった。

このエントリーをはてなブックマークに追加