秀島市長、家族とともに長寿を祝う中地シゲヨさん=佐賀市のシルバーランド天祐

 16日の敬老の日を前に、秀島敏行佐賀市長は県内最高齢の中地シゲヨさん(114)を5日、表敬訪問し、肥前名尾和紙でつくった灯ろうを贈った。明治から令和まで五つの時代を生き抜いてきたことを、中地さんが入所する住宅型有料老人ホーム「シルバーランド天祐」(佐賀市)で家族とともに祝った。

 この日は中地さんの息子の嫁、和子さん(79)、孫嫁の喜代美さん(55)、ひ孫の山本優美さん(32)、やしゃごの和久わく君(1)が参加。秀島市長は中地さんが世界で4番目、日本で2番目に高齢であると紹介し「元気な姿を拝見できて心強い。今の平和な日本をつくったご苦労に感謝申し上げたい」とあいさつ。耳が遠く筆談でコミュニケーションをとる中地さんは「ありがとう」と応じ笑顔を見せた。

 中地さんは1905(明治38)年に同市西与賀町に生まれ、小学校教諭を長年務め、華道や茶道にも打ち込んだ。肉や野菜、まんじゅうなどが好きで、刻み食を3食完食するほど元気という。若い頃から規則正しい生活を送り、愚痴を言わずよく歩いたことなどが長生きの秘訣(ひけつ)と家族はいう。孫1人、ひ孫4人、やしゃごが4人いる。

 市高齢福祉課によると2日時点で、市内にいる100歳以上の高齢者は224人。前年まで祝い金は全員に3万円贈っていたが、今年から満100歳だけに5万円と変更した。経過措置として今回だけ101歳に2万円を渡す。

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