九州電力の担当者(手前)の説明を聞く市民団体のメンバー=東松浦郡玄海町の玄海エネルギーパーク

 九州電力は6日、反原発団体の質問に回答した。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用する核燃料サイクルへの認識などを口頭で説明した。

 玄海原発止めよう住民ネットワーク(田口常幸共同代表)は5月20日、九電に24の質問を提出していた。

 質問では、使った以上のプルトニウムを生み出す高速増殖炉「もんじゅ」が廃炉になった点から、核燃料サイクルは「破綻している」と指摘したが、九電は「エネルギー資源に乏しい日本では、ウラン資源の節約と有効利用が不可欠」と、従来の説明を繰り返した。

 使用済みのプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料については「当面の間は原発敷地内で保管し、国の方針に沿って対応する」と述べるにとどめた。 田口共同代表(67)は「核燃料サイクルは不透明なまま。九電は地域住民が納得できるよう答えるべき」と話した。

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