国土交通省の水嶋智鉄道局長は9日、佐賀県内を視察する。豪雨による鉄道施設の被害状況や九州新幹線長崎ルート武雄温泉―長崎間の状況を確認する。山口祥義知事は、国交省から要請があった面会を断ったことを明らかにした。

 国交省幹線鉄道課によると、被害が出たJR佐世保線(肥前山口―永尾)と、2020年度予算の概算要求で事項要求した長崎ルートの建設費増の要因になった工事現場を視察する。

 都内で取材に応じた山口知事は県庁の事務方を通じ「鉄道局長が私と会いたいという話を聞いた」と国交省側から面会の打診があったと説明した。与党が求めている国交省、佐賀、長崎、JR九州による4者協議の前提がフル規格であれば応じられないとの考えを強調し「フラットに協議できるのか、事務的に確認することが第一で、さらに今は災害対応中でもあり、配慮してほしいと伝えた」と面会を断った理由を述べた。

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