地図に貼り付ける絵や文章作りに励んだ子どもたち=多久市の西多久公民館

 多久市西多久町の散策(さんさく)に役立ててもらおうと、地元の子どもたちが手描(てが)きの地図を作りました。町の魅力(みりょく)をまとめ、昨年完成させた冊子(さっし)に続く取り組みで、歴史を伝える建物や観光スポットを絵にして分かりやすく伝えています。
 伝承(でんしょう)が残る神社や史跡(しせき)に加え、伝統(でんとう)野菜の女山大根、棚田(たなだ)米の産地など約30カ所を簡単(かんたん)な説明文を添(そ)えて紹介(しょうかい)。年齢(ねんれい)と同じ数の豆を供(そな)えると、イボが治るといわれる「イボ地蔵(じぞう)」、スッポンの養殖(ようしょく)場なども取り上げ、地域(ちいき)の隠(かく)れた魅力を発信しています。
 多くは昨年作製(さくせい)した冊子「西多久(にしたく)見聞録」に収(おさ)めた内容(ないよう)で、現地(げんち)を訪(たず)ね、大人たちから話を聞いてまとめました。地図には雨乞(あまご)いの神様など7カ所を新たに加え、「ぼくらの西多久マップ」と名付けました。
 8月25日に東原庠舎西渓校(しょうしゃせいけいこう)に通う小中学生12人が、町の公民館で地図の素材(そざい)作りに励(はげ)みました。うまく描(えが)けずに途中(とちゅう)で投げ出しそうになる子もいましたが、みんなで励まし合い、色鉛筆(いろえんぴつ)や絵の具で丁寧(ていねい)に仕上げました。地図は11月の祭りでお披露目(ひろめ)し、市外からの利用も多い町の多目的グラウンドに掲示(けいじ)します。(8月31日付15面)

このエントリーをはてなブックマークに追加