茨城で開かれる国民体育大会、全国障害者スポーツ大会での活躍を誓う井浦一希選手(左)と中島正太郎選手=佐賀市文化会館

 茨城県で28日に開幕する第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」と「第19回全国障害者スポーツ大会」(全障スポ)に出場する佐賀県選手団の合同結団式が4日、佐賀市文化会館で開かれた。国体では一昨年まで3年連続43位と低迷していたが、昨年は33位に浮上した。今年は20位台を目標に掲げる。

 県選手団は本部役員を含めて国体が431人、全障スポが42人。結団式では、各競技団体の代表が、優勝や入賞などそれぞれの目標を語った。

 山口祥義知事は県内を襲った豪雨に触れ、選手の頑張りが被災者を含めた県民に勇気を与えるとした。「全国の多くの方に佐賀県を支えていただいた。我々の感謝の気持ちを伝え、『佐賀ここにあり』としっかり示す大会に」と選手たちを激励した。旗手を務める国体ラグビー少年男子の石川空悟選手(佐賀工高)と全障スポ陸上の山田聖也選手が、山口知事から県旗を受け取った。

 選手を代表し、国体ライフル射撃成年女子の井浦一希選手(医療法人如水会)と全障スポ陸上の中島正太郎選手(県視覚障害者団体連合会)が「ふるさと佐賀の代表として誇りを持ち、茨城の地で一戦一戦勝ち抜き、県民の方々に感動と喜び、活力を与えます」と宣誓した。

 国体の水泳、ビーチバレーボール、体操は会期前実施競技として7~16日に行われ、本大会は28日~10月8日に開かれる。県勢は35競技に出場し、バレーボール成年女子の久光製薬スプリングスやハンドボール成年男子のトヨタ紡織九州レッドトルネードのほか、東京五輪代表に決まったセーリング成年男子470級の岡田奎樹選手(トヨタ自動車東日本)らに期待がかかる。

 全障スポは10月12~14日に開かれ、県勢は6競技に出場する。

 

県選手団新ユニホーム「イシンブルー」

 ○…令和最初となる今年の国体に向け、佐賀県選手団のユニホームが新調された。従来の緑を基調にしたデザインから鮮やかな水色に変更。右胸から背中部分にかけては、1月まで開催された「肥前さが幕末維新博覧会」で活用されたマークがあしらわれている。

 2023年に佐賀で開催される大会から「国民スポーツ大会」に名称が変わるなど、スポーツの転換期に合わせてユニホームを一新した。日本の近代化を支えた佐賀藩が海外に目を向けていたことにちなみ、海をイメージした「イシンブルー」を採用した。

 山口祥義知事は、維新博のデザインを用いたことについて「いろんな人がいろんな方向を向きながら頑張っていることを象徴する『志』の印」と説明。「新しいユニホームで新生佐賀チームがどれだけ飛躍するか楽しみ」と述べた。

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