九州電力社員(手前)の回答を聞く反原発団体のメンバー=3日、東松浦郡玄海町の玄海エネルギーパーク

 九州電力は3日、反原発団体が提出していた質問状に回答した。玄海原発1、2号機の廃炉作業で出る廃棄物の処理方法や、使用済みのプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の保管方法などについて、担当者が口頭で説明した。

 原発と放射能を考える唐津会(吉田恵子世話人)が、2018年12月に質問状を提出。13項目にわたり質問していた。

 九電は玄海原発の敷地内に使用済み燃料を保管する乾式貯蔵施設の建設を計画。使用済みMOX燃料について、担当者は「施設がMOX燃料の保管を想定していない。敷地内の貯蔵プールに入れる」と回答した。

 また1、2号機の除染で出る廃液は蒸留し、取り出した濃縮液をセメントと混ぜてドラム缶に密閉。搬出先は未定と答えた。

 回答に9カ月かかった点については「回答の精査に時間がかかった」と釈明した。

このエントリーをはてなブックマークに追加