大麻(たいま)は他の薬物と違(ちが)って安全と思っていませんか? それは大きな間違(まちが)いです。
 近年、インターネット上において「大麻はタバコより害が少ない」「依存症(いぞんしょう)にはならない」などと誤(あやま)った情報(じょうほう)が拡散(かくさん)し「ちょっとだけならだいじょうぶかな?」と軽い気持ちで大麻に手を染(そ)める若者(わかもの)が急増(きゅうぞう)しています。
 大麻を使用すると脳(のう)の細胞(さいぼう)が死滅(しめつ)し、記憶(きおく)障害(しょうがい)を引き起こします。また、大麻は自分が依存状態(じょうたい)になっていることに気付きにくい物質(ぶっしつ)なので「いつでもやめられる」と勘違(かんちが)いされやすいのですが、「本気でやめようと思って、初めてやめることができないことに気付く」危険(きけん)な薬物です。
 もし、友達や先輩(せんぱい)などから「大麻をやってみないか」と誘(さそ)われたら、最初に「やりません」とキッパリ断(ことわ)りましょう。断りづらい雰囲気(ふんいき)があるなら「ちょっと用事が」などと言って、まずその場から離(はな)れましょう。そして、すぐに学校の先生や警察(けいさつ)に相談しましょう。
 友達や家族が捕(つか)まってしまったら…と心配になるけれど、本人にとってもまわりにとっても、相談することが一番いい結果につながります。
 本当にあなたを助けてくれるのは、悪いことに誘う友人でも先輩でもなく「断る勇気」と「正しい知識(ちしき)」です。ウソやうわさ、その場の雰囲気に流されないで、正しい判断(はんだん)をしましょう。(組織犯罪対策課 警部補 山下哲哉)

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