■将来に想像がふくらむ

 宇宙(うちゅう)エレベーターで宇宙空間まで遠足に行ったり、災害(さいがい)のときには人間の力を何倍にも強化するパワードスーツが活躍(かつやく)したり……。この本には、未来はきっとこうなるという予想がいくつも描(えが)かれています。
 昭和のころ、絵本や雑誌(ざっし)には「21世紀は透明(とうめい)なチューブの中を空飛ぶ車が通っている」なんて描かれていました。もっと昔、江戸(えど)時代には「未来では長いちょんまげとダボダボの着物が流行(りゅうこう)する」と予想されていました。もちろんどちらも大はずれで、この「なんでも未来(みらい)ずかん」の予想もどれだけ当たるかは分かりません。
 けれど、この本の作者は未来の技術(ぎじゅつ)や発明を正確(せいかく)に当てたいのではないと思うのです。作者は「未来にはこれだけワクワクすることがあるのだから、みんな楽しみにしていてほしい」と言いたいのです。今よりもずっと進化した世界で自分がどんなふうに暮(く)らして、どんなふうに活躍しているか。自分自身の将来(しょうらい)についても想像(そうぞう)がふくらむことでしょう。(利用サービス課 清水謙太郎)

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