バルーンフェスタについて説明する堤正之さん(右)=佐賀市の佐賀バルーンフェスタ組織委員会事務局

組織委員会の事務所に掲示されている過去のバルーンフェスタの写真。観客と選手が一緒に写っていた

佐賀錦の作り方を実演する赤司さん=佐賀市の旧牛島家

佐賀錦で作られたぞうりの鼻緒

 夏休(なつやす)みの職場(しょくば)体験(たいけん)で佐賀新聞社(さがしんぶんしゃ)を選(えら)んだ中学(ちゅうがく)2年生(ねんせい)が取材(しゅざい)した記事(きじ)を紹介(しょうかい)する企画(きかく)の2回目(かいめ)。今回(こんかい)は、佐賀市(さがし)の城東中(じょうとうちゅう)と成章(せいしょう)中です。
 

■成章中


競技知って楽しんで佐賀バルーンフェスタ

 【成章(せいしょう)中2年・川原(かわはら)峻(しゅん)、溝上(みぞかみ)晃生(こうせい)、佐藤(さとう)美怜(みれい)、山田(やまだ)玲鳳(れいほう)】毎年(まいとし)、佐賀市で開(ひら)かれている「佐賀(さが)インターナショナルバルーンフェスタ」について、佐賀バルーンフェスタ組織委員会(そしきいいんかい)の理事(りじ)・事務局長(じむきょくちょう)の堤(つつみ)正之(まさゆき)さんに話(はなし)を聞(き)きました。
 バルーンフェスタは佐賀で40年前(ねんまえ)から始(はじ)まり、当時(とうじ)はバルーンフェスタ九州(きゅうしゅう)イン佐賀という名前(なまえ)で、1984年から佐賀インターナショナルバルーンフェスタという名前に変(か)わりました。フェスタには毎年、国内外(こくないがい)から100人(にん)を超(こ)えるパイロットたちが参加(さんか)しています。
 競技(きょうぎ)はたくさんあります。ジャッジ・ディクレアード・ゴールは、競技委員長(いいんちょう)が決(き)めたターゲットにマーカーを投下(とうか)してターゲットの中心(ちゅうしん)からの距離(きょり)が近(ちか)い人(ひと)が勝(か)ちという競技です。他(ほか)にもたくさんありますが、スピードを競(きそ)う競技は意外(いがい)にもないそうです。
 驚(おどろ)いたことがありました。それは「バルーンは世界(せかい)で初(はじ)めて飛(と)んだ乗(の)り物(もの)だよ」ということです。気球(ききゅう)には番号(ばんごう)があって、日本(にほん)の熱気球(ねつききゅう)はJA1021のように番号がついています。
 バルーンフェスタを楽(たの)しむためには、競技の内容(ないよう)を知(し)ることと、ボランティアなどに参加して、自分(じぶん)が主体(しゅたい)となることが大切(たいせつ)ということでした。
 今年(ことし)のバルーンフェスタは10月(がつ)30日(にち)から11月5日まで、佐賀市の嘉瀬川(かせがわ)河川敷(かせんじき)などで開かれます。皆(みな)さんも足(あし)を運(はこ)んでみてはいかがですか。
 

-感想-


●溝上晃生さん

 2日間職場体験をさせていただき、知らなかったことを知ることができ、いい経験になりました。佐賀インターナショナルバルーンフェスタをもっと知ってもらうように記事を書くのは難しかったです。佐賀新聞社での体験は将来に役立つと思うので、日々の生活に生かし、仕事に就いたら、この体験を役立てたいと思いました。

●佐藤美怜さん

 今回の職場体験を通して私が学んだことは、大きく分けて二つあります。
 一つ目は、何に対しても疑問を抱くことです。知らないことや言葉を積極的に質問していくことが大事だと思いました。
 二つ目は、新しい体験をしたり、新しい知識が増えるのを楽しむことだと思います。
記事を書くのは大変でしたが、バルーンフェスタについて知ることは、とても楽しかったです。

●山田玲鳳さん

 とてもいい経験になりました。毎日家に届いている新聞は、たくさんの手順で自分たちのもとに来ていることに驚きました。そして、自分たちで1本の記事を書くことはとても大変でした。
 この2日間の貴重な体験を将来仕事に就く上で生かしていきたいと思います。

●川原 峻さん

 忙しい中で、新聞社のことなどを教えてくださり、ありがとうございました。体験先が佐賀新聞社と決まった時は、あまりよくなさそうだと思っていたけど、意外に面白く、イメージと全然違うことが分かりました。2日間で学んだことをしっかりと生かしていきたいです。
 

■城東中


一つ一つに思い込め佐賀錦

 【城東(じょうとう)中2年・持永(もちなが)真希(まき)、正林(しょうばやし)朱莉(あかり)、羽根(はね)心響(ここみ)】佐賀県の伝統工芸(でんとうこうげい)「佐賀錦(さがにしき)」。その美(うつく)しい織物(おりもの)の歴史(れきし)や特徴(とくちょう)について調(しら)べるために、佐賀市柳町(やなぎまち)の旧牛島家(きゅううしじまけ)に行(い)き、佐賀錦振興協議会(しんこうきょうぎかい)の福山(ふくやま)弘子(ひろこ)さんと赤司(あかし)雅子(まさこ)さんに話(はなし)を聞(き)きました。
 佐賀錦は江戸時代(えどじだい)末期(まっき)に作(つく)られ、初(はじ)めは奥方(おくがた)がたしなみとして使(つか)っていたそうです。明治(めいじ)初期(しょき)に佐賀錦は一時中断(いちじちゅうだん)されますが、大隈(おおくま)重信(しげのぶ)侯(こう)によって再興(さいこう)されると、とても評判(ひょうばん)になり、広(ひろ)く使われていくようになりました。苦心(くしん)の研究(けんきゅう)の末(すえ)、現在(げんざい)ではぞうりの鼻緒(はなお)やハンドバッグ、アクセサリーなどに用(もち)いられています。
 佐賀錦はほかの布(ぬの)と違(ちが)い、経糸(たていと)に金箔(きんぱく)や銀箔(ぎんぱく)、うるしなどを重(かさ)ねた和紙(わし)が使われています。テーブルの上(うえ)に乗(の)る小(ちい)さな織(お)り台(だい)と、へら、あばりの三(みっ)つの道具(どうぐ)を使い、すべて手作業(てさぎょう)で織られていきます。1日(にち)で2~3センチしか作れず、帯(おび)を作るのに1年(ねん)以上(いじょう)かかるそうです。実際(じっさい)にやってみると、とても細(こま)かく、気(き)の遠(とお)くなるような作業(さぎょう)でした。
 佐賀錦には、一(ひと)つ一(ひと)つに、作る人(ひと)の多(おお)くの思(おも)いが込(こ)められています。皆(みな)さんもぜひ、佐賀錦にふれてみてはいかがですか。

 

-感想-


●羽根心響さん

 佐賀新聞社での職場体験では覚えること、初めて知ったことがとても多く、自分のためになったと思いました。そして、佐賀錦という伝統にふれる時間をくださって、深く感じることができてよかったです。大きな体験ができたので、とてもよかったです。

●持永真希さん

 佐賀新聞社で職場体験をして、協力することの大切さをあらためて感じました。取材や原稿を書くときは、周りの意見も多く取り入れるようにがんばりました。今回、たくさんの貴重な体験をすることができました。この経験を今後の生活に生かしていきたいと思います。

●正林朱莉さん

 2日間の職場体験で働くことの大変さを知りました。テーマ決めから取材、原稿を書くまで、いろいろ考えることがあって、すごく大変な仕事だと思いました。でも、責任があって、とても大切な仕事だと感じました。職場体験で学んだことを生活に生かしていきたいと思います。

 

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