カラーマンホールの色付けに取り組む参加者=みやき町の日之出水道機器佐賀工場

重さ45キロのマンホールのふたを開ける作業に挑戦する参加者=みやき町の日之出水道機器佐賀工場

 下水道などについて学ぶ体験型土木イベント「マンホールの秘密基地に潜入」が27日、みやき町の日之出水道機器佐賀工場で開かれた。県内外の親子連れら約30人が、マンホールのふたの製造過程を見学し、下水道の必要性などに理解を深めた。

 子どもたちに土木の大切さや魅力を伝える2人組のボランティア「噂の土木応援チームデミーとマツ」が、マンホールを通して下水道の役割や重要性などを知ってもらおうと開催した。同社はマンホールふた製造の国内シェア1位。同工場は主力工場で、全国の自治体が発注したマンホールふたを年間1万トン(250万枚)製造している。

 参加者は、汚水や雨水を処理して流す下水道の仕組みを学んだ後、工場に入った。工場では、溶けた鉄が流れ出す様子や鋳型を作る工程、鋳型からマンホールのふたを取り出す作業などを見学。ふたは通常黒いが、色付けしたカラーマンホールの着色作業も見学し、実際に作業を体験した。

 また、重さ45キロあるマンホールのふたを開ける作業にも挑戦。専用の道具を使って重いふたが動くと、子どもたちはうれしそうな笑顔を見せた。家族と参加した佐賀市の杠亮佑くん(7)は「鉄が溶けているところや鋳型ができるところがすごかった。色付けははみ出さないようにするのが難しかったけど、楽しかった」と話していた。

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