「引っ越し大名!」で6年ぶりに主演を務めた星野源=福岡市博多区

 超高速!参勤交代シリーズの脚本を手掛けた土橋章宏の原作を基にした映画「引っ越し大名!」のキャンペーンで、主演の星野源が福岡市を訪れた。コメディーの要素を散りばめた異色の時代劇で6年ぶりに主演を務め、「テンポも良く、シンプルに面白い作品。子どもからお年寄りまで無条件に楽しめると思う」と手応えを語った。

 星野が演じたのは、本好きで書庫に引きこもっている侍・片桐春之介。国替えのため引っ越し奉行を命じられた春之介が、1万人規模で600キロもの引っ越しを成功させるべく奮闘する姿を描く。生涯で7度も国替えを命じられた大名・松平直矩(なおのり)がモデルとなっている。

 役どころについて星野は「身分の差別がなく、当時からすると異端で現代的な人物」。引っ越し奉行として断捨離や経費削減を呼びかけてまい進していく姿から、「春之介を見る周りの目が変わってくる。その成長の過程を演じたいと思った」と話す。

 ミュージシャンとしても活躍する星野。「中学1年で始めた音楽と演劇が仕事になって、自分の好きな気持ちを中心に仕事ができている。好きな本の知識によって国を良い方向に導く春之介にシンパシーを感じた。自己肯定の物語でもあると思う」と作品の魅力を語った。

▼「引っ越し大名」は30日から、イオンシネマ佐賀大和、109シネマズ佐賀で上映。

このエントリーをはてなブックマークに追加