4月の全国学力テストの結果を受けて、改善点について意見交換をした委員会=佐賀県庁

 教育関係者や有識者で構成する佐賀県学力向上対策検証・改善委員会(中島秀明委員長)が26日、県庁で開かれた。4月の全国学力テストの結果を踏まえ、概要を読み取る能力に課題があることなどを県教育委員会が示した。

 中学3年は国語、数学、英語、小学6年は算数で全国平均を下回ったことを県教委の担当者が報告した。今回初めて実施された英語に関しては「英文を読んで概要を理解して整理し、自分の考えを書く問題で厳しい結果になった」と分析し、語(ご)彙(い)力向上に向けた反復的な指導の重要性を挙げた。

 委員の一人は「毎日の授業の積み上げが結果につながっているはず。学校全体の責任という認識を持たなければいけない」と指摘した。別の委員は、家庭学習の習慣化や宿題の中身を工夫することを求めた。

 全国平均以上が5区分中1区分という結果に中島委員長は「現在の児童・生徒の学力は満足いく状況とはいえない。12月の調査に向け、学校の意識改革と、取り組む内容の共通理解や実践が必要になる」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加