証人尋問をする検察役の弘学館高の生徒ら=佐賀市の佐賀地裁

「模擬裁判選手権」で検察役を務めた弘学館高の生徒ら=佐賀市の佐賀地裁

弁護人として反対尋問をする南山高2年の濵田和史さん=佐賀市の佐賀地裁

模擬裁判選手権で勝利を収めた長崎南山高のメンバーたち=佐賀市の佐賀地裁

 佐賀、長崎両県の高校生による「模擬裁判選手権」(両県弁護士会主催)が23日、佐賀市の佐賀地裁で開かれた。県予選を勝ち上がった弘学館高が検察、長崎南山高が弁護団を務めた。実際の裁判さながらの主張を繰り広げた。

 今年で4回目となる選手権は、灰皿で後頭部を殴られて男性が殺されたという架空の殺人事件で、被告人の男性が無罪を主張している設定で行った。

 弘学館の6人は、被告人の予期せぬ主張にひるむ場面があったが、助け合いながら矛盾点を粘りづよく指摘した。南山高の5人はパワーポイントなどを使いこなし、印象づけたいキーワードを強調する作戦を展開。審査員を務めた現役の裁判官、弁護士らは高校生の堂々とした振る舞いに目を細めた。

 選手権は南山高校が勝利し、反対尋問を担当した同高2年濵田和史さんは「準備段階で弁護士さんと話すなど、すごく貴重な体験ができた」と笑顔を見せた。

 個人最優秀のMIPを受賞した弘学館高1年の江口舞佳さんは「裁判長の目を見て話すことを意識した。負けて悔しいので、来年も県代表となりリベンジしたい」と意欲を見せた。

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