大隈重信の功績や人物像などについて語り合う早稲田大学の田中愛治総長(中央)と山口祥義知事。左はコーディネーター役の中尾清一郎佐賀新聞社社長=佐賀市文化会館

 早稲田大学の田中愛治総長と山口祥義知事が24日、佐賀市内で対談した。同市出身で早大を創設した大隈重信が世界に貢献する人づくりを目指していたことなどを踏まえ、グローバル人材の育成に向けた大学と地域の連携の在り方などについて意見を交わした。

 早大と県は2006年、教育や研究などの分野で包括的な協働、連携を進める協定を締結。「大隈祭」への大学生の参加などのほか、県職員の大学派遣など人材交流に取り組んでおり、山口知事は「地域に根差した取り組みをさらに広げたい」と語った。

 田中総長は大学の歩みなどに触れ、「大隈重信は世界に貢献する国民をつくりたかった。その理念が佐賀から生まれたことを大事にしなければならない」と強調。「グローバルな視点を持つ人材を育みたい」と語り、山口知事と握手を交わした。

 対談は、早大のジャズクラブや応援団の学生による「演奏旅行」が同日、佐賀市内で開催されたのに合わせて企画。早大校友会県支部の中尾清一郎支部長(佐賀新聞社長)がコーディネーター役を務めた。

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