サポーターが持参したランドセルにサインするフェルナンド・トーレスさん=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

24日に開かれたサイン会で赤ちゃんにほほえみかけるフェルナンド・トーレス(右)=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 サガン鳥栖で約1年プレーし、23日のヴィッセル神戸戦で現役を引退した元スペイン代表のフェルナンド・トーレスさん(35)は24日、鳥栖市の駅前不動産スタジアムでサポーターと交流した。「これからはグラウンドの外からクラブを助ける。ただ、皆さんと同じ方向に進んで行くという気持ちは変わらない」と誓った。抽選で500人限定のサイン会も行った。

 昨夜の興奮が冷めない中、午前9時半までに駅スタには約5千人が来場した。トーレスさんは上下黒のスーツ姿でピッチに登場。前日、午後11時半ごろまで会見に応じた疲れを見せず、「おはようございます。朝早い中、お越しいただきありがとうございます」と爽やかにあいさつ。今後務めるクラブアドバイザーの立場から「町の規模はとても小さいが、このクラブには謙虚さという強みがある。大きなクラブに挑んでいくためには、皆さんが常に一緒にいることが必要です」と呼び掛けた。

 サイン会は約1時間に及び、笑顔を絶やさず丁寧に対応した。いすも用意されたが、座らず立ったまま。前日の引退試合も観戦し、一番乗りでサインをもらった鳥栖小2年の松田煌生(こうき)君は「トーレスに会えるなら早起きできる」と参加。「とにかくうれしい。かっこよかった」と白い歯を見せた。

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