インターンシップで検討した課題解決策を説明する佐賀大生=鳥栖市役所

 鳥栖市役所でインターンシップをしていた佐賀大生9人が23日、定住人口拡大策など同市が抱える三つの課題について解決策を提案した。市役所で報告会があり、橋本康志市長らが若い感性で練られた具体案に耳を傾けた。

 経済学部の2、3年生9人が3人一組となり、5日間かけて解決策を検討してきた。定住人口拡大策については3年の藤井智美さんらが発表した。

 市の昨年度転入者アンケートをクロス分析した結果、近隣地域から鳥栖市へ転入してきた人たちは20~30代が約7割を占め、「結婚」をきっかけに「夫婦がそれぞれの職場に通うのに便利」な鳥栖市を選んでいたことが分かった。今後は久留米市や佐賀市より土地が安く、地理的に便利なことをもっとアピールし、「住宅購入時に独自に補助してはどうか」と提案した。

 市職員採用試験の受験者数の増加策を検討した3人は、受験者数を3倍に増やした奈良県生駒市などを引き合いに出して、若者を引きつけるインパクトのある広告作成や採用HPのレイアウト案などを例示した。

 職員からは「発表を聞きながら、転出した人たちの理由を知ることも大切だなと思い付いた」「採用募集広告では、若い人たちとの感性の違いを痛感した」などの意見や感想が出された。

このエントリーをはてなブックマークに追加