「さが・こどもの居場所ネットワーク」に参加する運営団体や関係者など=佐賀市のグランデはがくれ

資金調達について講演するNPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの三島理恵さん

 佐賀県内で子どもの居場所を運営する団体などがスクラムを組み、交流や研修を行うことで支援の充実を目指す「さが・こどもの居場所ネットワーク」が23日、発足した。佐賀市で開かれた式典には、参加する団体の代表者らが出席。互いに連携しながら、子どもたちが希望を持って成長できる地域社会の実現を誓った。

 ネットワークは30団体で発足。運営者の交流や研修を行う年2回の全体会議のほか、2カ月に1回ほど情報交換する場を設ける。

 発足式で、事務局を務める「さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会」の山田健一郎委員長は「子どもを真ん中に地域を考えることが重要になる。いろんな交流が生まれ、佐賀がよりよい地域となることを願う」とあいさつした。

 NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえのマネジャーの三島理恵さんが、子どもの居場所の資金調達をテーマに講演した。資金を集める方法の一つに寄付を挙げ、「寄付する人が良かったと思える経験が少ない。寄付者に感謝や活動を伝えることで、共感の輪が広がっていく」と述べ、情報発信の必要性を強調した。

 ネットワークでは今後、幹事となる団体や具体的な活動計画などを決める。事務局は今後も県内でネットワークへの参加を呼び掛けていく。

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