空き家の問題解決法について話す塚原功さん=有田町生涯学習センター

 空き家や空き店舗の所有者向けセミナー(NPO法人灯(とも)す屋など主催)が18日、有田町生涯学習センターで開かれた。空き家管理士の塚原功さんが、空き家の活用可否の判断に耐震診断や住宅診断が有効とし、部屋を区分して貸し出すなどさまざまな活用方法を提案した。

 特定NPO法人空家・空地活用サポートSAGA(佐賀市)の代表理事の塚原さんは、「県内でも外国人就労者向け住宅などの需要が増えている」と現状を紹介。住まいの確保が難しい独居高齢者や障害者ら向けに、空き家を借りて転貸しする事業にも取り組んでいるとした。

 空き家の所有者には、活用できるかを耐震診断で見極め、賃貸や売却する場合は住宅診断で価値を把握することを勧めた。耐震診断は自治体によって補助があるという。

 空き家問題の解決事例では、隣接する空き家を一括交渉し、若い世帯が買いやすい小規模分譲地にした例に触れたほか、「家に荷物がある場合などは、家主が使う部分以外を区分して貸し出すパーシャル賃貸という手法もある」と助言した。

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