平江潔さんと「結≪celebrate≫」(2枚組、120センチ×240センチ、アクリル)

 多久市の画家平江潔さん(61)によるアクリルやミクストメディアなどの作品が並ぶ作品展「秋」が、佐賀市の画廊憩ひで開かれている。年間を通して全4回行う展覧会の第3弾で、マスキングテープや色鉛筆、墨汁などを使って描いた約80点を展示する。

 アクリルの大作「結《celebrate》」(120×240センチ、2枚組)は青やピンクの色味で、大小さまざまな丸で表現した点描画。水で溶かしたアクリル絵の具を紙にのせ、スプーンの腹で伸ばして描いている。2017年に平江さんの息子が結婚する際に、結婚する2人をイメージして制作したという。

 全体を通して「正と負」など対義的なものをテーマに選んだ。今回は、混沌(カオス)と秩序(コスモス)の「CHAOS&COSMOS」をタイトルにした作品が多く並ぶ。

 同タイトルのミクストメディア作品は、マスキングテープを重ねた部分とアクリル絵の具を画面に散らしたドリッピングが共存する。平江さんは「マスキングテープは秩序、ドリッピングは混沌のイメージ。二つは対立しているようだが、表裏一体となっている」と話している。

 ▼平江潔展「秋」は佐賀市の画廊憩ひ=電話0952(23)2353=で、26日まで。

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