講師の韓希暻(ハン・ヒキョン)さん

 社会や世相、歴史的観点から韓国映画を理解する講座「韓国の文化と映画」第3弾が31日午後2時40分から、佐賀市松原のシアター・シエマで開かれる。参加者を募集している。

 今回、講座で取り上げるのは、1997年に発覚した実在のスパイ事件を基に制作された「工作 黒金星と呼ばれた男」(18年、ユン・ジョンビン監督)。作品は、北朝鮮への潜入に成功した韓国側の工作員が、大統領選に絡み、世論操作のために軍事境界線の板門店(パンムンジョム)での銃撃戦が仕込まれた「銃風(チョンプン)事件」に巻き込まれながら、南北国家間の心理戦を繰り広げる社会派エンターテインメントに仕上がっている。

 講師で佐賀日韓交流会代表の韓希暻(ハンヒキョン)さんは「当時の北朝鮮の街並みや方言をかなりリアルに再現している」と見どころを挙げる。また、「90年代の韓国と北朝鮮を取り巻く意外な関係も分かってもらえれば」と、映画では描かれない二国間の社会情勢も解説する予定。

 講座は参加費2000円(ドリンク代込み、映画鑑賞は別途料金)。作品の上映は23日から。映画と講座の問い合わせはシアター・シエマ、電話0952(27)5116。 

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