佐賀県商工会議所連合会(井田出海会長)は22日、小城市で議員大会を開いた。県への要望書に、フル規格整備を求める文言は入れず「九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)の在り方に関する議論の促進」を盛り込むことを決めた。9月中旬以降に山口祥義知事と桃崎峰人県議会議長に提出する。

 長年、長崎ルートのフル規格を求めていたが、昨年は「財政負担など微妙な問題もある」として要望を見送っていた。今回、県内8商議所の中に促進と、慎重な対応を求める双方の意見があり、約3カ月にわたり調整を重ねたという。

 新鳥栖-武雄温泉間の整備方式見直しを巡り、与党検討委員会は8月5日、「フル規格での整備が適当」との基本方針を決めている。井田会長は取材に「検討委の後押しをする立場ではない。長期的な視点に立ち、いろいろな角度から検討する必要性があるという意見で一致した」と話した。

 また、佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備に関しては「漁業者に寄り添い、公害防止協定の見直しなど一層の尽力を」と求める項目も入れた。

 要望書は新規4項目を含む23項目。大会は議員ら約180人が参加した。

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