神埼市での陸上自衛隊ヘリ墜落事故やオスプレイの佐賀空港配備計画について閣議後会見で質問に答える岩屋防衛相=東京・市谷の防衛省

 神埼市千代田町の住宅に昨年2月5日、陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)所属のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故を巡り、岩屋毅防衛相は22日の閣議後会見で、事故の再発防止策を確立した後に同型機の飛行再開を判断する考えを示した。

 

 岩屋氏は「事故から1年半。事故調査委員会で外部の有識者の知見も得ながら徹底した事故原因の調査と再発防止策の検討をしてきた。関係自治体に事務方から説明に伺っている。地元の理解を得た上で(説明内容を)公表したい」と述べた。

 墜落したヘリと同型機の飛行再開については「再発防止策の徹底が重要なことは論をまたない。現段階で飛行再開について答える段階にない」とした上で「調査結果を丁寧に説明し、公表し、再発防止策を立て、その後に飛行再開の判断をしていくことになる」とした。

 事故を巡っては、防衛省の事務レベルの担当者らが21日に佐賀県や関係3市町を訪れ、主回転翼を固定するボルトの破断原因に関する調査結果を非公開で説明した。改めて防衛省幹部が佐賀県を訪れ、山口祥義知事や市町の首長に正式に報告する方針。

 

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