個展を開いている森さん。作品は「ソ」と「ファ」(右)の音階をイメージしたもの=佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー

音楽から着想し、鮮やかな色彩を放つ油絵など約50点が並ぶ=佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー

期間中は絵画展と合わせてミニコンサートも。森さん(左)は「音楽と絵画に囲まれた空間を楽しんで」と話す=佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー

 洋画家でバイオリニストの森和幸さん(55)=佐賀市、佐賀美術協会会員=による個展が、佐賀市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。音楽から着想し、軽やかな筆致が光る約50点が並ぶ。25日まで。

 今回は「音の色彩」をテーマに、ドレミファソラシの音階それぞれのイメージを膨らませた新作を展示。ほのぼのとした親子のゾウやクラゲなどを描き、しっくいを塗り付けたり、和紙の質感を出したりと多彩な技法にも挑戦する。

 赤や青のパキッとした色使いが鮮烈な大作も。「風と海との対話」は長年モチーフにする洋ナシとバイオリンが海に溶け合い、静かで穏やかな景色が心地良い。

 森さんはこれまでモーツァルトなどの音楽家などをテーマに、約30年ほど個展を続けている。期間中は午後2時からバイオリンと電子オルガンの演奏があり、絵画と音楽が融合した世界観を楽しめる。森さんは「音楽と絵画を両立することに自分らしさがある。ぜひこの空間を味わってほしい」と話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加