石こう版画づくりに取り組む児童たち=有田町の佐賀大有田キャンパス

石こう版画づくりに取り組む児童=有田町の佐賀大有田キャンパス

 石こう版画を作る体験教室が20日、有田町の佐賀大有田キャンパスで開かれた。町内の小学生10人が、水の中にすむ生き物を描き、自分だけのアクアリウム(水族館)を完成させた。

 同大と有田町の連携事業として開いた。石こう版画は、石こうに印刷を施す技法。芸術地域デザイン学部の米村太一特任助教を講師に、同大院生や学部生らが制作をサポートした。

 児童たちは、アクリル板に敷いた下絵に沿って、ニードルで魚などを彫り進めた。彫った溝にインクを乗せた後、石こうで覆い固めた。最後にアクリル板を取り外し、霧吹きで青の色水を吹きかけ、水族館の様子を再現した。

 作品は、画面いっぱいにオウムガイを描いたり、多種多様な魚でにぎやかさを演出したりとさまざま。サメや海藻などを描いた有田中部小4年の多久島侑和(ゆうわ)さんは「初めて作ったけれど、ニードルで彫るのが楽しかった。家の玄関に飾りたい」と出来栄えに満足していた。

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