グループごとに理想とする町を考え、用紙に自然や施設を描いていく参加者=佐賀市白山の県国際交流プラザ

グループごとに理想とする町を考え、用紙に自然や施設を描いていく参加者=佐賀市白山の県国際交流プラザ

 貧困撲滅や環境保全などの実現を目指す国連の持続可能な開発目標(SDGs)について、国際協力機構(JICA)の海外協力隊経験者らと考えるワークショップが18日、佐賀市白山の県国際交流プラザで開かれた。県内外から約20人が参加し、机上の町づくりを通じてSDGsの理念や協力隊の活動への理解を深めた。

 佐賀で国際協力推進員を務めるJICA九州の和田仁智さん(34)らが進行役となり、SDGsの17の目標を説明した。五つのグループに分かれた参加者たちは、こうした目標を念頭にそれぞれ「理想の町づくり」に挑戦し、広用紙上の川を中心に橋や住宅地、商業施設、学校などを思い思いに描き込んだ。

 その上で「ある日、川から赤ちゃんが流れてきたらどうするか。次の日も流れてきたらどうするか」などの問いが設定されると、参加者は「助けて病院に連れて行く」「村で育てる」「上流を調査する」と発表した。和田さんは「大事なことは上流を見に行くこと」と説明し、国際協力の場に例えながら根本的な原因を考える大切さを訴えた。

 参加した福岡市の福岡大理学部3年、谷口亮さん(20)は卒業後の協力隊入りを希望しており「いろいろな年代の人が参加していて、関心の高さを感じた」と話した。

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