多久市立病院(佐賀県多久市多久町)と小城市民病院(佐賀県小城市小城町)を統合し、新しい病院の建設地を決める検討委員会の2回目の会議が19日、佐賀市で開かれた。両市が選定した候補地5カ所について、地域バランスや経営の安定性の観点から協議したが、適地の絞り込みには至らなかった。

 会議は前回に続いて非公開で約1時間行われ、両市の事務局が21日、協議の概要を発表した。両市の病床数や患者数の現状や見通しなどを踏まえて議論し、周辺の民間病院を含め、救急医療機関が特定の地域に偏らないように配慮を求める意見も出た。

 検討委は多久、小城の両市長と、両病院、医師会の代表者ら10人で構成している。多久市内3カ所、小城市内2カ所の候補地の中から建設地を決定し、両市議会に報告する。新病院の病床数は最大150床程度を想定し、診療科目などを定めた基本計画を2020年度に策定することを目指している。

 3回目の会議は8月下旬に開く予定。検討委の委員長を務める池田秀夫佐賀県医師会長は「多様な側面から候補地を評価し、速やかに選定できるよう努めたい」とコメントした。

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