着任会見で抱負を述べる杉内由美子本部長=佐賀市の県警本部

 佐賀県警本部長に杉内由美子警視長(50)が20日に着任し、会見した。県内の人口10万人当たり人身交通事故発生件数が全国ワーストから改善傾向にあることに触れ、「流れを継承して改善を引き続き図っていきたい」と述べた。

 これまで従事した仕事で印象に残る取り組みについて、1996年に被害者支援業務を担当したことを挙げ、刑事手続きなどの情報提供や相談体制の充実、女性捜査員の育成に尽力したことを紹介。佐賀県の人身交通事故の発生率は2016年まで5年連続で全国ワースト、17~18年は同2位で、「職員に状況やこれまでの取り組みを聞き、さらに必要な施策を考えていきたい」と述べた。

 佐賀県については観光で唐津市呼子町などを訪れたことがあるとし「文化も非常に豊かな魅力的な地域。落ち着いたらあちこちに足を伸ばしたい」と語った。

 杉内本部長は埼玉県出身。警察庁生活安全局少年課児童ポルノ対策官、大阪府警生活安全部長、経産省化学兵器・麻薬原料等規制対策室長、埼玉県警警務部長などを歴任した。

 全国の警察で女性本部長は、岩手、山梨、鳥取に次ぐ全国4例目で、九州では初めて。

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