来年4月からスタートする新制度「派遣労働者の同一労働同一賃金」のポイントを解説したセミナー=佐賀市のアバンセ

 来年4月から派遣労働者にも同一労働同一賃金が適用されることを受け、佐賀労働局は20日、新たなルールを解説するセミナーを佐賀市のアバンセで開き、事業所の人事担当者ら約300人に「早めの準備を」と呼び掛けた。

 改正労働者派遣法は、派遣先企業の正社員と不合理な待遇格差の是正が狙い。佐賀労働局需給調整事業室の築地司室長は、正社員と派遣労働者との間で賃金の決定基準やルールの相違がある場合、主観的・抽象的な説明では不十分で「合理的な説明が必要」と述べた。その上で「派遣元事業主は、派遣先から比較対象労働者の待遇などの情報提供がないときは、労働者派遣契約を締結してはならない」など義務化のポイントや、実務の流れを具体的に説明した。

 「複雑で難解な改正」(労働局)となるため、「年明けから取り掛かろうとゆっくり構えず、すぐに取り掛かって」と強調した。

 事業所の実情に応じた手だてが必要になるため、佐賀市駅前中央の佐賀労働局内に特別相談窓口(平日午前8時半~午後5時15分)を設置している。9月からは出張個別相談も実施する。申し込み、問い合わせは電話0952(32)7219。

このエントリーをはてなブックマークに追加