親子連れに夏休み明けの対応を語る古川潤哉さん(奥)=白石町の正徳寺

 白石町の「子育て応援サークルはぐはぐ」が19日、同町築切の正徳寺で新学期に向けた親子向けセミナーを開いた。伊万里市の僧侶古川潤哉さん(42)が約40人の親子に向け、「不登校は悪いことじゃない」と語り掛けた。

 古川さんは子どもたちに「学校はしんどくて当たり前。自分で全部はできないから『助けて』と言っていい」と話し、「しんどいと思ったら家の人に相談して。保健室の先生に相談しても、きっと上手に守ってくれる」と提案した。

 保護者には、子どもから学校に行きたくないと言われたときの対応として、「まずは理由を聞いて、試しに休ませてみるのもよい」と提案。また親のできることとして「気合や根性を押し付ける人から子をガードする。転校や引っ越しなどの選択肢を示す。教室以外の世界を見せる」などを挙げた。

 夏休み明けの前後に子どもの自殺が多いというデータがある。サークルを主宰する白石町の田中知子さん(35)は「自殺防止対策にはいろいろあるが、心に届く方法は人それぞれ。いろんなアプローチがあってよいのかな」とセミナーを開いた理由を語った。

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