1回戦・長曽根ストロングス(大阪)―高木瀬小クラブ 2回表、左前打を放つ高木瀬小クラブの4番陣内陽=東京・稲城市の稲城中央公園野球場

 高円宮賜杯第39回全日本学童軟式野球大会(全日本軟式野球連盟、佐賀新聞社加盟の全国新聞社事業協議会など主催、日本マクドナルド特別協賛)は19日、東京・稲城市の稲城中央公園野球場などで1回戦19試合があり、佐賀県代表の高木瀬小クラブ(佐賀市)は大阪府代表の長曽根ストロングスに0―13で敗れた。

 高木瀬小クラブは初回に3点、二回に6点を失い、相手に主導権を握られた。持ち前の粘り強い打線も3安打に抑え込まれ、1点が遠かった。今大会は投手の球数制限があり、高木瀬小クラブは3人の投手がマウンドに立った。

 

 ▽1回戦

高木瀬小ク

0000000-0

360004×-13

長曽根ストロングス(大阪)

(高)陣内、森田、吉浦-竹下翔、永渕

(長)阿南、横田、金城、大柳-岡田

▽本塁打 奥本、阿南(長)

▽三塁打 藤野(長)▽二塁打 藤野、明法寺、金城、阿南、大柳(長)

 

全国1勝の壁厚く

 ○…初戦突破の壁は厚かった。大会初出場の高木瀬小クラブは、15度目の出場で、過去4大会で優勝2回の強豪にレベルの違いを見せつけられた。佐賀大会では見せなかったようなミスも重なり、全国大会で1勝を挙げる難しさを痛感した。

 守備でリズムをつくり、投打に粘り強い野球が持ち味の高木瀬小クラブ。佐賀大会では継投で7試合中5試合を完封したものの、この日は登板した3投手が相手の強力打線につかまると、送球ミスなど守備の乱れが続き、失点を重ねた。打線も安打3本に抑えられ、出塁後も併殺で好機の芽を摘まれた。

 納富靖裕監督は「佐賀大会ではなかったようなミスが出た。何とか先制したかったが、全国大会で硬くなっていた」と悔やむ。「時間は巻き戻せない。勝負はこれから」と、失点で仲間たちが動揺しないよう声をかけ続けた稲富理人主将は試合後、「強豪と試合をしたことで、もっと練習して強くなりたいと思った」と前を向いた。チームは悔しさを糧に成長する。

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