人形山を勢いよく回転させる若衆たち=多久市北多久町

巡行を終え、勢ぞろいした人形山と提灯山。約800発の花火が夜空を彩った=多久市北多久町

提灯山を勢いよく回転させる若衆たち。大勢の見物客が見守った=多久市北多久町

 今年で71回目を迎えた多久山笠が16日、多久市のJR多久駅前通りで開かれ、華麗な人形山2台と提灯(ちょうちん)山2台が約1キロを練り歩いた。台風10号の接近で初日の15日は初めて中止になったが、約1万7千人の見物客が詰め掛け、一夜限りの祭りを楽しんだ。

 地元の小中学生たちが囃子(はやし)方を務め、鉦(かね)や笛、太鼓を軽やかに響かせた。巡行後は約800発の花火が打ち上げられ、夜空を彩った。

 多久山笠は戦後の復興や五穀豊穣(ほうじょう)を願って、荕原(あざみばる)地区の住民が1948年に始めた。その後、隣の砂原地区が加わり、市内の若者たちも200個以上の提灯を飾った山笠の巡行を担当。素早く組み上げて豪快に引き回し、祭りを盛り上げている。

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