また学校が始まる…というのをコワいと感じているあなた。気合や根性(こんじょう)ではどうにもならず、どうしていいか分からないと思います。
 教室に戻(もど)るのが本当にイヤだ、つらい、死んだほうがマシだなどの思いがあり、行かなきゃと思っていても無理そうなら、思いきって今のうちに大人に相談するのが結局は近道です。恥(は)ずかしいことではありません。叱(しか)られるかもと勇気がいるかもしれませんが、今までのがまんの長さに比(くら)べると、叱られるなんて一瞬(いっしゅん)のことです。
 多くの大人は、遠慮(えんりょ)したりひかえめに伝えたりするとサボりやなまけと間違(まちが)えてしまいます。おうちの人や担任(たんにん)の先生に言いにくいならば、保健(ほけん)室など他の先生に電話でもいいのできちんと「学校がつらい」と伝えてみましょう。
 つらいと伝えるのは悪いことではありません。休み明けに学校がつらい人はけっこうたくさんいます。休み明けがつらいのは、その前の一学期間あなたが必死にがまんしてきた証拠(しょうこ)です。悪いのはつらいと感じるあなたではなく、つらさの原因(げんいん)の方です。
 これまでもがまんしてきたので、クラス替(が)えや卒業までがまんできそうならそれも一つの方法ですが、がまんには限界(げんかい)があります。限界になる前にちょっと行動してみましょう。一緒(いっしょ)に解決(かいけつ)しようとしてくれる大人は必ずいます。何度かハズレをひくことがあるかもしれませんが、大人の全員がハズレではありません。相談相手が思いつかない時はお寺や教会、電話相談(チャイルドライン=0120-99-7777)でたずねるのもいいでしょう。(浄土真宗本願寺派僧侶・日本思春期学会理事 古川潤哉)

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