研修会で講演した大藪さん=杵島郡白石町の福富ゆうあい館

 事業継承をテーマに農村ビジネスについて考える研修会が9日、杵島郡白石町の福富ゆうあい館で開かれた。熊本県にある牧場「オオヤブデイリーファーム」の2代目、大藪祐介さんが講演し、牧場での取り組みや事業を引き継いでやっていく際の心構えを語った。

 大藪さんの牧場は昨年度、農林水産業の優良な取り組みを表彰する「6次産業化アワード」で農林水産大臣賞を受賞した。

 大藪さんは、フランスの酪農家を訪ね歩いた経験を基に、白いガラス瓶に入れたヨーグルト「ミルコロ」を開発した経緯を説明した。「うちのミルクが一番輝く舞台を考えた。商品を手にとってもらうために、パッケージにもこだわった」と語った。

 2代目として育て方や経営方法で父と異なる考え方があることを踏まえ、「牧場を持続させていくために、父のやり方も取り入れて自分のスタイルをつくっていく必要がある」と事業継承のコツを助言した。

 研修会は佐賀県地域産業支援センターが主催。農林漁業者など約80人が参加した。

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