鐘を突くボーイスカウト佐賀第5団の稲増秀成くん=佐賀市の願正寺

鐘を突き、手を合わせて平和を祈るボーイスカウト佐賀第5団の稲増秀成くん=佐賀市の願正寺

鐘を突くボーイスカウト佐賀第1団委員長の石井二三夫さん=佐賀市の願正寺

鐘を突く門徒=佐賀市の願正寺

 終戦記念日の15日、佐賀市呉服元町の願正寺で、「平和の鐘」を打ち鳴らした。台風10号が佐賀県内に接近する中、戦没者を悼み令和の時代こそ戦争がなくなるよう祈りをささげた。

 鐘を鳴らす運動は1991年、湾岸戦争の終結を願い始まった。2007年から、県内のボーイ・ガールスカウトでつくる「佐賀市スカウト運動推進連絡会議」も加わっている。

 前住職の熊谷勝さん(88)ら15人が1人ずつ鐘を突いた。台風接近のため連絡会議は参加を取りやめたが、個人的に訪れたボーイスカウト佐賀第5団の稲増秀成君(12)=小城市の岩松小6年=は「年に1度の大切な行事だから来た。10月に長崎へ修学旅行に行くため、事前学習をしていて平和について考えるようになった。悲惨な戦争を二度としてはいけない」と力強く話した。

 運動は、6月に急逝した元相知町長の大草秀幸さんの呼び掛けで始まり、熊谷さんは「記者時代の大草さんから電話をもらったのがきっかけ。忌まわしい戦争を繰り返さないよう、鐘を突く動作を通して命の尊さを感じてほしい」と語った。

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