準決勝・江北少剣-大野北 大将戦で相手のメンを攻める江北少剣の渕上誠太=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・山田宏一郎)

 前々回大会を制し、昨年8強の江北少剣は、準決勝で本数差の末に惜敗した。2年ぶりの頂点には届かなかったが、大会前にチームで掲げた「宿敵撃破」の目標は達成した。大将の渕上誠太は「すごく悔しかったけど、みんなで3位になれて良かった」と振り返った。

 大野北(福岡)との準決勝は、先鋒(せんぽう)の藤瀬眞が幸先良く勝利を収めたものの、その後逆転を許し、大将戦は2本勝ちが必要な状況に追い込まれた。「絶対2本取って代表者戦で勝とうと思った」と渕上。序盤から積極的に技を繰り出してメンを奪い、なおも果敢に攻め続けたが、あと1本届かなかった。

 悔しさの一方、充実感も残った。今大会の目標は前回王者の須恵剣友会(福岡)に勝つこと。昨年連覇を阻まれ、今年も別の大会で敗れていた。大将戦までもつれた5回戦の須恵戦で、渕上は先に1本を許しながらも2本を奪い返し、見事雪辱を果たした。渕上は「(須恵戦は)先鋒が負けた後に次鋒が取り返してくれた。みんなが仲間をフォローしてくれたので、自分も勝とうと思えた」と団結力を強調した。

 西原好文監督は「今年は県内でも大きな大会でなかなか上に上がれなかった。子どもたちはよく頑張った」とねぎらった。

このエントリーをはてなブックマークに追加