九州電力玄海原発3、4号機のテロ対策施設設置の事前了解に関して佐賀県に抗議文を提出した反原発団体のメンバー(中央)=佐賀県庁

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)へのテロ対策施設設置に関して佐賀県が事前了解をしたことを受け、県内外の反原発団体は9日、事前了解の取りやめや撤回を求める抗議文を山口祥義知事宛に提出した。

 抗議文を提出したのは、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」や「さよなら原発!佐賀連絡会」、「原発なくそう!九州玄海訴訟原告団」など16団体。

 各抗議文では、県議会の特別委員会などで議論がなく、県の原子力安全専門部会でも「本質的な議論もなく終わった」と批判。テロ対策施設が原子炉格納容器や使用済み核燃料プール建屋を頑丈にする工事は含まないことも指摘した。

 「裁判の会」の永野浩二事務局長(46)は「十分な議論もなく、しかも長崎の原爆の日(の事前了解)。これが原子力の安全を第一に考えるという知事のやり方なのか」と憤った。

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