つながる紋様のワークショップで助言をする野老朝雄さん=西松浦郡有田町の佐賀県立九州陶磁文化館

 東京五輪・パラリンピックのエンブレムを考案した野老(ところ)朝雄さんの子ども向けワークショップが8日、西松浦郡有田町の佐賀県立九州陶磁文化館で開かれた。小中学生21人が参加し、どの辺を合わせても模様がつながる野老さん考案の紋様(もんよう)を使い、皿のデザインを考えた。

 「野老唐草紋様」が描かれた正方形と正三角形の紙を、皿に見立てた台紙に貼り合わせて、色を塗って楽しんだ。有田中部小4年の中村清人君は「どれでもつながるのがすごい。いろんなものが作れた」と幾何学原理に基づいた模様の面白さを実感した。野老さんは「色使いや組み合わせで、全員違う世界感ができた。展覧会ができそう」とそれぞれの発想を褒めた。

 野老さんは9月20日から同館で開かれる[有田×野老]展で展示する作品について、「こういうのも未来の有田焼の一つになるのかなと感じながら見てもらえれば」と話した。東京五輪・パラリンピックのエンブレムについては「一見ばらばらに見えるものも、律を伴えば和をなせるとの思いを込めた」と、平和の祭典の成功を願っていた。

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