佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、九州防衛局は6日、藤津郡太良町の佐賀県有明海漁協大浦支所で、有明海のコノシロ(コハダ)漁に及ぼす騒音影響調査の中間報告をする。複数の関係者が明らかにした。

 調査は5月から始めた。陸自の大型ヘリを飛ばし、投網漁師らが懸念する音に敏感なコノシロの反応を観察している。調査は8月に終わる予定だが、最終的な結果をまとめるには時間がかかるため、九州防衛局は途中経過を集約して報告することを検討していた。

 前回2017年夏の調査では調査日数や事例が少ないことを理由に、九州防衛局が「影響を断定することは困難」と報告、漁業者らが反発して追加調査を求めた経緯がある。その後、小野寺五典前防衛相が再調査の実施を表明した際、「結果を踏まえ、飛行経路や飛行時間帯など取り得る対策を実施する」としていた。

 一方、県有明海漁協は5日、オスプレイ配備計画に関し、防衛省から9日に説明を受けると発表した。

 説明は佐賀市の県有明海漁協本所であり、漁協からは15支所の運営委員長や支所長らが出席し、防衛省側が1時間程度、計画の概要など説明する。この後、出席者による質疑応答がある。防衛省の説明は公開で行う予定。

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