道路に危険箇所が潜んでいないか確認する佐賀市職員ら=高木瀬東の城北保育園周辺

 保育園児ら16人が死傷した滋賀県大津市の交通事故を受け、佐賀市と佐賀北署は5日、市内の保育施設が指摘した危険箇所の点検を始めた。小学校の緊急点検などで対象外だった園外活動や通園に使う道路に危険が潜んでいないか、9月5日まで26カ所を調べる。

 高木瀬東の城北保育園周辺では、市職員と署員ら8人が、園の南側にある十字路を歩いて確認した。歩いて通う園児の安全を確保するため、自動車や自転車に徐行を徹底させるカーブミラーの必要性などを福田崇春園長が訴えた。

 一部が私道になっており、市の担当者は「基本的にカーブミラーは市道にしか設置できず、地元自治会の要望も必要。道路を見通せる角度でミラーを付けられる電柱がないのが悩ましい」と説明した。福田園長は「朝と夕方は交通量が多く、スピードを出す車も見られる。安全運転を呼び掛けているが、なかなか効果が上がらず、地域や行政の力を借りたい」と話した。

 この日は鍋島、兵庫の通園路、散歩コースも点検した。対策は今後検討する。

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