佐賀駅周辺のまちづくりについて話すデザイナーの水戸岡鋭治さん(左)らパネリスト=佐賀市役所市民ホール

 佐賀駅周辺のまちづくりについて考えるミーティングが3日、佐賀市役所の市民ホールで開かれた。JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」を手掛けたデザイナーの水戸岡鋭治さんら4人がパネルディスカッションを行い、「市民自身がわくわくするまちづくりが大切」などと熱心に話し合った。

 佐賀市は、車でなく歩行者に力点を置いた佐賀駅周辺の整備計画を昨年度まとめた。この計画を周知し、市民の意見を聞こうと開催。約260人が集まった。

 討論では、佐賀駅が人口当たりの乗車数で九州2位と市民に身近で重要な駅であるとの紹介があった。女性代表の福成有美さんは「コンパクトで使いやすいが、人が滞留する場所にしたい」と指摘。牛島英人・市観光協会会長が「のんびり、ゆったりという佐賀の良さを表現、発信できれば」と話すなど、それぞれが佐賀駅に求めるイメージや機能について活発に意見を交わした。

 佐賀駅バスセンターの改装にも関わった水戸岡さんは、都市の玄関となる駅周囲の重要性を強調した上で「佐賀の豊かさを大切に、住んでいる人が観光したくなる町づくりを」と話した。「手間暇かけて出た結果には、住民が納得する」とまちづくりのプロセスについても助言。佐賀駅周辺整備の責任者である白井誠・副市長は「住民の声をよく聴き、いいものにしたい」と会を締めくくった。

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