連携協定を締結した松尾佳昭有田町長(左)と合田武広社長=町役場

 西松浦郡有田町と、スマートフォン(スマホ)向けアプリケーションの開発、運用を手掛けるマッチングエージェント(本社・東京、合田武広社長)は1日、若者の人生設計づくりを支援する連携協定を結んだ。スマホを活用し、若者が地元で暮らすために必要な施策を把握し、人口流出の歯止めを狙う。

 同社はIT大手のサイバーエージェントの連結子会社で、趣味を通じたマッチングアプリ「タップル誕生」は、20代を中心に累計400万人が利用している。

 自治体との連携協定は初めてで、9月から事業に取り組む。県内在住・出身のアプリ利用者へのアンケートや、町内の若者への聞き取りなどを通してライフスタイルの実態を把握する。結果を受けてライフデザインセミナーや町のPR、企画などに取り組む。

 有田町の20~29歳の人口は1980年は約3千人だったが、35年後の2015年には約1400人に半減した。松尾佳昭町長は「役場に声が届きにくい若者にスマホを通じて寄り添い、定住・移住の環境を整えたい」と話した。合田社長は「若い世代に関する知見を生かせれば」と抱負を述べた。

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