新聞をよく読む子どもほど好成績―。2019年度全国学力テストの児童生徒アンケート結果を文部科学省が分析したところ、こうした傾向があることが分かった。新聞を読む頻度が増えるにつれ、英語を含む全教科で平均正答率が向上する相関関係が見られた。

 「新聞を読んでいますか」との質問に「ほぼ毎日」「週に1~3回程度」「月に1~3回程度」「ほとんど、または全く読まない」の選択肢を用意し、それぞれを選んだ子どもの平均正答率を比較した。

 小中学校のいずれの教科でも、「ほぼ毎日」の平均正答率が最も高く、頻度が下がるごとに成績は下がっていった。小学校国語では「ほぼ毎日」が73.2%だったのに対し、「全く読まない」が61.0%と全教科の中で最も差が開いた。今回が初調査となる中学校英語でも、「ほぼ毎日」(63.8%)、「週1~3回程度」(62.1%)、「月1~3回程度」(58.1%)、「全く読まない」(55.1%)と相関関係があった。

 一方、新聞を読む習慣がある子どもの割合は減少傾向にある。前年度と比べると、「ほぼ毎日」は小学校が0.4ポイント減の7.1%、中学校が0.5ポイント減の4.5%。反対に「ほとんど、または全く読まない」は小学校で0.5ポイント増の61.2%、中学校は0.8ポイント増の70.9%だった。【共同】

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