校舎の建て替え工事を控える鏡山小=唐津市鏡

 校舎が建て替わる唐津市鏡の鏡山小で12日、最後に思い出を残そうと人文字を制作する。「鏡山小学校メモリアル・フィナーレ・プロジェクト~最後の登校日~」と題し、同校の卒業生が中心となり、参加者を募っている。

 同校は鏡、宇木、半田の3校が統合し、1970(昭和45)年に開校。5月1日現在、県内で最も多い916人の児童が在籍している。校舎の老朽化や児童数の急増で、教室の不足が心配されることなどから、建て替え工事に向け、10月からグラウンドで仮校舎の建設工事が始まる。

 卒業生の藤﨑直樹さん(55)が同級生たちに、取り壊し前に写真撮影をしようと提案すると、「せっかくだから大人数で撮ろう」との声が上がった。藤﨑さんを中心とした実行委員会が発足し、協議を重ねた結果、人文字の制作と空撮が決まった。チラシやSNSで参加を呼び掛け、500人の参加を目指している。

 手掛ける人文字は「ありがとう」で、人数によって日付なども制作する予定。ドローンで写真と動画を空撮し、SNSで公開する。藤﨑さんは「当日の天気が心配」と苦笑し、「この校舎に思い入れがある人はたくさんいると思う。最後の思い出づくりにぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

 撮影は午後4時から同校のグラウンドである。卒業生や在校生、保護者のほか、地元住民なども参加できる。

このエントリーをはてなブックマークに追加