県内の高校生に返済不要の奨学金を贈る江上財団(鳥栖市、江上幸隆理事長)は、本年度に給付する60人を選考した。月額2万円、年間で総額1440万円を3回に分けて給付する。

 財団はプラスチック製造からリサイクルまで手掛けるニシキの創業者江上さんが、県内在住で県内の高校に通学する生徒たちの夢を実現する手助けをしようと昨年から始めた。昨年は41人に総額約1千万円を給付したが、希望者が多かったため、給付枠を1・5倍に増やして対応する。

 新規で県立22校、私立5校の計27校から73人の応募があり、1年生17人、2年生7人、3年生11人の35人を選考した。昨年から継続する2年生9人、3年生16人と合わせて、計60人が対象になる。

 同財団は「受給した多くの生徒から感謝の手紙を頂いている。立派な大人に成長して、一度、都会に出たとしても、将来Uターンして自分の得たものを古里に還元してくれる日が来たらうれしい」としている。 

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