佐賀大学は10月から、正規授業科目の一部を学外の一般の人に開放する。生涯学習に対するニーズが多様化する中、キャンパスで学生と席を並べて一緒に講義を受けることが可能になる。自然科学や社会科学、文化など幅広い科目があり、社会人らに「学び直し」や「学び始め」の機会を提供する。

 大学では一般向けの公開講座を開講していて、昨年度は計17講座で約1300人が受講した。住民や企業などから「通常の授業を受けられないか」との問い合わせが以前から寄せられていて、一部の科目を公開講座の一種として開放することを決めた。九州でも熊本、大分大学などで実施されているという。

 授業は、機械工学や栄養科学、西洋史、経済学など延べ34の教養科目の中から選ぶことができる。10月から始まる後期で1科目ごとに週1回、全15回受講する。講習料は1科目当たり1万円で、最大5科目を受けることができる。試験や単位認定は行わない。

 大学全学教育機構生涯学習センターの堀良彰センター長は「地域貢献の一環で、生涯学習の充実が求められる中で社会に出ている人に大学の役割を果たすことにつながる」と話す。

 科目や申し込み、施設の利用方法などに関する説明会を9月18、26の両日、大学本庄キャンパスで開く。2日間とも同じ内容で、事前の申し込みは不要。問い合わせは同センター、電話0952(28)8334へ。

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