任期満了に伴う藤津郡太良町議選(定数11)は30日に告示され、定数と同じ11人が立候補し、無投票で議席が確定した。町議選の無投票は2011年以来8年ぶりで、有権者からは「選挙戦で主張を聞き比べたかった」との声も聞かれた。

 当選者の内訳は現職7人、元職1人、新人3人で、いずれも無所属。女性は1人だった。任期は8月11日から4年間。

 町は人口減少や地場産業の衰退に直面しており、区長を務める60代男性は「今後の町政のチェックを託せるかどうか、候補者の意見を見極めたかった」と残念がる。無投票になる観測が広がっていたことで「現職陣営の危機感が乏しかった」と受け止め、「次回は定数減の議論も必要になるだろう」と問題提起した。

 70代の現職3人が今回退いた。出馬しなかった平古場公子氏(72)は、当選した新人とは別の担い手を探して自営業者に声を掛けたが、実現しなかった。「これからは若い人や女性にもっと議員になってもらいたい。挑戦しやすい環境づくりも課題になってくる」と話していた。

 

太良町議選当 選 者

(定数11、上から届け出順)

 

 

西田(にしだ) 辰実(たつみ)(68)

無新(1)

(JR多良駅長、民生委員)、塩田工高卒、油津

 

松崎(まつざき)  近(ちかし)(70)

無新(1)

太良嶽神社特別総代(会社員)長崎県立大卒、本町

 

江口(えぐち) 孝二(こうじ)(69)

無現(3)

副議長(会社員)、鹿島実高卒、栄町

 

所賀(しょが)  廣(ひろし)(71)

無現(4)

電気工事業、佐賀工高卒、油津

 

竹下(たけした) 泰信(やすのぶ)(67)

無現(2)

(農水省職員)県農業研修学園卒、伊福

 

田川(たがわ)  浩(ひろし)(55)

無元(3)

酒類販売業、町商工会理事、富山大卒、亀の浦

 

待永(まちなが)るい子(  こ)(63)

無現(2)

町母子保健推進員(町嘱託職員)鹿島高卒、陣ノ内

 

坂口(さかぐち) 久信(ひさのぶ)(71)

無現(8)

議長、旅館業、町観光協会顧問、福岡大卒、広江

 

山口(やまぐち) 一生(いっせい)(35)

無新(1)

まちづくり団体理事長、農業、米州立大卒、伊福

 

久保(くぼ) 繁幸(しげゆき)(68)

無現(6)

旅館業、町観光協会理事、鹿島実高卒、道越

 

川下(かわした) 武則(たけのり)(64)

無現(5)

建設業、大浦中卒、道越

 

 略歴の見方 届け出順で、氏名、年齢を表記。「無」は無所属。丸がっこ内は旧職。丸囲み数字は当選回数。敬称略。

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