佐賀県が「同和問題啓発強調月間」と定める8月は、人権や同和問題を考える講演会が県内各地で開かれる。2016年12月に部落差別解消推進法が施行して全国の自治体でも条例制定が進む中、課題や差別のない社会づくりへの理解を深める。

 武雄市文化会館で29日午後1時半から開く講演会では、石元清英関西大学名誉教授を招く。石元氏は大学院時代から被差別部落の実態調査を行ってきて、近年は行政が実施する人権意識調査に多く関わっている。講演では人権教育や啓発の在り方などについて話す。

 伊万里市民センターでは27日午後1時半から、タレントのスマイリーキクチさんが「インターネットと人のかかわり合い」をテーマに講演する。テレビ番組などに出演、自身のネット中傷被害の経験談などを含めた講演も行っている。

 三重県のみえ人権教育・啓発研究会の松村智広代表は2日午後2時からドゥイング三日月(小城市)で、22日午後1時半からは鹿島市生涯学習センターエイブルでそれぞれ講演する。

 他の主な講演日時と会場、講師は次の通り。

 9日午後1時半、佐賀市文化会館=公益財団法人反差別・人権研究所みえ常務理事兼事務局長の松村元樹さん▽19日午後1時半、鳥栖市民文化会館=天台宗仏眼院住職の佐後映雄さん▽20日午後1時半、多久市中央公民館=劇団俳優座所属舞台女優の有馬理恵さん▽23日午後1時半、唐津市民会館=タレントのなべおさみさん

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